2021年04月13日

宝山寺の沿革

宝山寺が創建されたのは、1678年(江戸時代中期、延宝6年)

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希代の傑僧と呼ばれる中興開祖湛海律師が50歳でこの地に入山し、
不動明王をご本尊とし、8万枚の護摩供するなど祈祷寺として、
黎明期を迎えたのです。

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(中興開山湛海律師像 ※開山堂安置 木彫 六十歳頃のお姿 / 寳山寺資料冊子より)


湛海律師入山10年を経ずして現在の寺容を整え、
その間、大聖歓喜天を鎮守として祀り、三大聖天の一つと呼ばれ、
聖天信仰のメッカとして、更なる興隆を見、今も昼夜を問わない
参詣者の立てる線香の煙は絶える事はありません。

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成道を求める湛海律師は、不動明王に心身を捧げ、
88歳で遷化する迄10万枚の護摩供27座、8千枚の護摩供67座、
不動明王の慈救呪130億遍を唱えるなど言語に絶する大行を修め
生駒の生き仏と称されました。
その名は禁裏や江戸幕府にも伝わり、
東山天皇をはじめ将軍徳川家宣の帰依を受け、
明治までは天皇家の祈祷寺と遇されました。


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(本尊 不動明王座像 / 寳山寺資料冊子より)


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(開山堂)

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(開山廟)

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2021年04月08日

宝山寺のある生駒山

宝山寺は生駒山中腹(奈良県側)の標高約400メートルに位置し、
般若窟と呼ばれる巨岩に面して建立されたお寺で、
近鉄奈良線生駒駅からは、日本最初のケーブルに乗り継ぎ、
約20分で到着します。

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「真言律宗」の大本山として、商売繁盛、家内安全、学業成就等の
現世利益をもたらす、霊験あらたかなお寺として近隣府県はもちろん
全国から多くの信者さんが参詣に訪れています。

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生駒山は古来霊山として知られ、日本書紀の斉明天皇(在位655〜661)の条に
(訳文)
「空に竜に乗るものがありました。その風貌は唐の人に似ていました。
青い油の笠を着て、葛城峰から去って、生駒山に隠れました…」と記載され、
古くから行場としても知られた場所です。

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ここに記載された唐の人とは「役の行者(役の小角)」とされ、
近くには役の行者が鬼を退治した場所として「鬼取」という
地名も残っています。

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