2022年05月16日

13.菩薩とは

 菩薩とは、インドの古代文字であるサンスクリット語で、
「求道者」を意味する「ボーディーサッタ」を漢字で音写した
「菩○提薩○埵」という言葉を略し、菩薩と呼ばれるものです。  

 求道者とは「悟り」を求め修行する釈迦(俗名ゴータマシッダルタ)を意味
していたものが、悟り(如来=成道)を求め修行する者を意味する言葉とな
りました。

 その姿は釈迦如来が悟りを求め、出家する前のお姿を現していると言わ
れております。

 ゴータマシッダルタは紀元前5世紀、現在のネパール付近にあった
「カビラ国」という小国の皇太子であったことから、
質素なお姿である如来とは異なり、煌びやかな装身具(宝冠や瓔珞、腕釧等)を
身に付けたお姿となっているのです。
 
我々がよく耳にする菩薩として
 ・妙法蓮華経普門品(ふもんぼん)第25観音経や摩訶般若波羅蜜多心経に出てくる
「観世音菩薩(通称観音様)」
・六地蔵でお馴染みの地蔵菩薩
・国宝第1号に指定された優雅な思惟像で有名な弥勒菩薩
・広大無辺の智慧を持つ虚空蔵菩薩
等があります。

 なお、菩薩のお姿として観世音菩薩のように女性的に見えるものもあり
ますが、菩薩に性別の区分はありません。

 菩薩の修行とは、現世で苦しむ我々衆生を救済する活動であり、
存在なのです。
そして、既に悟りを得て、ブッダに成り得るにもかかわらず
、菩薩として衆生救済活動を続けているとされる「文殊菩薩」
という存在もあります。


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閑話
 弥勒菩薩は釈迦如来の救済から漏れた衆生救済の方法を
思索する姿で表されているもので、
右手指を右頬付近にそわすようにしている形が特徴です。
 釈迦如来入滅後56億7000万年後現世に如来として現れるとされる
「未来仏」なのです。

 ※京都市右京区太秦にある「広隆寺」の木造弥勒菩薩半跏思惟像(宝冠弥勒)
は飛鳥時代の作として国宝第1号に指定されています。

 右手を頬にあて微笑の表情で、台座に腰掛けて左足を地面につけ、
右足を半跏座(左足の上に乗せる。)にする、綺麗なお姿です。


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2022年05月01日

皐月(5月)

5月のお言葉より

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【皐月】
ー信仰の心得ー

新緑の清々しい時節となりました。

正しい信仰は人生に於ける力‘’に譬えられる。
信仰は我が播く種にして、
智慧(般若)は我が耕す鋤なり。

身口意における知らず知らずに積もった
悪行(悪い行い)を除くことは、
我が田における除草に喩えられ、
お聖天様の御心に副う善行であり、
お聖天さまと深い縁が結ばれ所願が納受さられる。


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毎月、お言葉は掲示されます。
掲示板は宝山寺のお休み処『和光』の入口にございます。

和光では宝山寺みそを販売しております。

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2022年04月16日

12.仏の区分

私達が日頃「仏さん」と呼んでいる如来や菩薩等について、
その働きや区分について説明します。  
   
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仏様の区分は大きく図のように4分類されています。

ここで、4分類の意味合いを確認しておきます。
諸仏の名称、その働き、意義付けについては諸説ありますが、
本文での考え方では区分については、
概して単なる役割分担の違いと考え、
地位や身分の上下関係ではないとする説をとることとします。

如来とは、ブッダ(仏陀)のことで、
覚醒(悟りを開いた)したものを指し、
六道輪廻というサイクルから飛び出した状態です。

「如」は真理を意味しており、この世界の普遍的な真理を得て、
悟りを開いたお釈迦様が釈迦如来と呼ばれるように、
同様に悟りを開いた存在は、お釈迦様以外にも
「大日如来」「阿弥陀如来」「薬師如来」「阿閦如来」「不空成就如来」等
沢山の仏様がおられます。

如来は各々浄土という世界に於いて、
教主として衆生救済のために存在しているのです。
※ 浄土にはよく知られている阿弥陀如来の世界である「極楽浄土」や
大日如来の世界「密厳浄土」、薬師如来の住む「瑠璃光浄土」などがあります。

如来という呼び名は、真理と同意語であって、
一切存在の真実の姿を意味する「真如」を体現(我々の前に現れた)した、
つまり「来た」と捉え、「如来」と呼ぶのです。

特徴は髪型が「螺髪(らほつ)」というパンチパーマ風の渦巻になっており、
頭頂部が盛り上がる「肉髻(にくけい)」があり、智慧の深さを表しています。

眉間の少し上部には、「白毫(びゃくごう)」という白い毛が右巻きに丸まり、
光を放って世界を照らすとされてます。

その他三道(首に三本の線がある。)や腕が垂らすと膝より下まで伸び
るほど長かったり、指の間に水かきがあるなど常人とは異なる
身体的な特徴(32相と言われる。)があります。

 さらに、その服装は「衲衣(のうえ)」と呼ばれるぼろ布を
縫い合わせて作った布(僧侶が着けている「袈裟」と同じようなもの。)
1枚を体に巻きつけるだけの姿をし、
手は仏の意思を表す「印」を結んでいます。

ただし例外的に、大日如来は王冠をかぶり、
瓔珞(ようらく)(首や胸の飾り)や臂(ひ)釧(せん)・腕釧(腕飾り)と呼ばれる
装飾具を着け、その容姿はきらびやかです。

それは大日如来が密教における教主であり、「キング オブ 如来」だからです。
 

閑話
奈良の大仏である「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」と大日如来は同じ仏様で、万物を照ら
す、つまり太陽的存在なのです。
 仏教発祥の地であるインドでは盧舎那仏のことを「バイローチャナ」と呼び、
この音に合う漢字を「毘盧(びる)遮那仏(しゃなぶつ)」としてあてたことで、
盧舎那仏となったのです。
密教では、その働きに着目して、遍く照らす(その光明がもれなく、影を生じないという意味)
ことから太陽よりも偉大として「大日」と呼ばれたのです。
  
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2022年04月01日

卯月(4月)

4月のお言葉より

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【卯月】

〜真あれば 人徳備わるー

常日頃からご神仏に崇敬篤い人は、
日々の行為に人徳が備わり、
神仏の御威徳(御利益)を御受けになり、
自然に己が身に立身出世の道が
開かれることが、
信徒の皆様の体験談である。


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大護摩会式

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2022年03月16日

2022年03月01日

弥生(3月)

3月のお言葉より

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【弥生】

春彼岸

ー寒さの果ても彼岸までー

彼岸の月を精神修養月間と呼称される。
彼岸は冥府の世界でなく、
現世の世界に在って生命の尊さを知ることは、
心に咲いたきれいな花にたとえられる。
月日に善根功徳の行為(業)の実績が、
彼岸の教えであります。


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2022年02月16日

11.因縁生起

因縁生起とは、仏教において真理を表す言葉、釈迦の教えの一つです。

我々が認識するすべての現象は、原因や条件が相互に関係しあって
成立するものである。

よって今現在、目にする現象は、過去の行動を原因とし、
これに関係する条件が重なり合って生じている。という教えです。

つまり、すべての現象は「原因となる行為」と
これに関わる「条件」によって、
生じた「結果」であるという考え方です。

このように、すべての現象は、因縁によって起こる限り、
一瞬たりとも同一性を保てず、不変のものはないのです。

この考え方が「諸行無常」と言われ、
仏教の根本的教説の一つでもあります。


 閑話
 現在の現象が過去の行為(原因)によって生じているのですから、
タイムマシンで過去に戻り、過去の行為を変えない限り、
既に起きた事実(現実)は変えることは不可能です。
しかし、逆に将来については、自分の行為によって変えることが
出来るのです。
今あなたが「不幸」だとしたら、過去にあなたは「不幸の種」を撒いたのです。
将来に「幸福」を願うなら、今「幸福の種」を撒きましょう。


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2022年02月02日

『根菜汁』のお弁当屋さんOPEN

宝山寺みそを材料に使った「根菜汁」のお弁当屋さんが
堺筋本町G出口より徒歩1分の立地に2022年2月7日にOPENします。

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プレオープンは2/2、2/3
恵方巻+根菜汁のセット 500円
安い︎るんるん
美味しい︎揺れるハート

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生駒の聖天さんの御神酒で仕上げた
ありがたい味噌根菜汁は
栄養満点︎
植物繊維たっぷり︎
超活、温活、発酵食

絶品ぴかぴか(新しい)
超オススメです黒ハート

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2022年02月01日

如月(2月)

2月のお言葉より

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【如月】

令和四年 星祭りご祈祷

消除一切災難陀経に曰く、
人が災難を受けるのは羅喉星、火星星、計都星の三悪星から起こるとし、
苦しこの陀羅尼を唱ふれば、
男女共に災を除き福を獲ること無量なりと説かれている。

本命星と当年星を供養し、
七難即滅、七福即生の祈願のご祈祷を御本尊の御宝前にて致しております。

御札守と護摩木を御申し込みください。


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毎月、お言葉は掲示されます。
掲示板は宝山寺のお休み処『和光』の入口にあります。

『和光』では宝山寺みそを販売しております。

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2022年01月16日

10.六波羅蜜(ろくはらみつ)

菩薩として実際に行うことを要求される六つの徳目と仏前作法との関連

 布施波羅蜜(仏前に水を供える行い)
水があらゆるものを育てるのに役立つように、見返りを求めず、
自分の持てるものを差し出す財施や僧侶が行う法施などです。


 持戒波羅蜜(塗香の使用で体現される)
塗香は身を清浄に保ってくれます。
仏の教えに従い、戒律を守る生き方は、心の安寧を保つことに通じます。


 忍辱波羅蜜(献花により表される)
仏前に供えられる花は見るものに、柔和な心を与えてくれます。
苦しいことに耐えることで、冷静さを保ち間違わない生き方が出来ます。


 精進波羅蜜(線香を点けることで表される)
線香は燃え尽きるまで良い香りを放ち、休みなく燃え続けます。
辛抱強く、努力を惜しまない生き方が仏道に精進する心となります。


 禅定波羅蜜(仏前に飯食を供える行い)
限りある寿命を無駄なく過ごすためにも、食事は必須のものです。
飯食が心身を落ち着かせるように、瞑想により落ち着いて自分自身を
客観的に見つめることが出来ます。


 智慧波羅蜜(燈明を灯す行い)
前記五つの徳目を実践することで、貪り、怒り、愚か(人間が本質的
に持っているとされる三毒)を払拭し、得られるものです。
真理をとらえ、すべてを正しく照見する力が智慧となります。


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閑話
菩薩とは、サンスクリット語のボーディー・サットバの音写(音に漢字をあてること。)である菩提薩埵の略です。
菩提とは悟り、薩埵とは衆生を意味しており、悟りを求め修行中のものを言います。

普段仏像で見る観音菩薩や文殊菩薩、普賢菩薩など菩薩のお姿は、悟りを得て如来となったお釈迦様の出家前の王族をイメージしたものです。 

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